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日本選手権最終予選がスタート! 社会人野球Express vol.28

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=救援で好投するHondaの福島投手

関東地区で開幕 京セラドーム行きの切符をかけて熱戦スタート

 第47回日本選手権大会の最終予選が5日、関東地区(東京・大田スタジアム、神奈川・等々力球場)で開幕しました。9月下旬まで各地で行われ、本大会に出場する32代表が決まります。

 関東地区はENEOS(神奈川)、東芝(神奈川)、東京ガス(東京)、日本通運(埼玉)、日本製鉄鹿島(茨城)、鷺宮製作所(東京)がJABA大会優勝で出場権をすでに獲得。さらにENEOSは都市対抗も優勝したため、一つ増えた代表枠「5」を20チームが争います。

 敗者復活がある都市対抗2次予選とは異なり、負ければ敗退が決まるトーナメントで行う関東。初戦から激戦が繰り広げられました。神奈川・等々力球場で行われた1回戦は、5大会連続24回目出場を目指すHonda(埼玉)が、初出場を狙うJPアセット(東京)に大苦戦。最大3点リードを追いつかれると、延長十回裏無死満塁のサヨナラ負けの崖っぷちに立たされましたが、大黒柱の福島由登投手が好投。後続を断つと、十一回裏に主将の辻野雄大捕手が決勝の2点適時打を放ちました。

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=延長十一回、勝ち越しの2点適時打を放つHondaの辻野選手

負けたら今季終了 「1日でも長くこのメンバーで野球を」

Hondaの開田成幸監督は「負ければ終わりの一発勝負。一戦一戦とういう気持ちと、負けると今シーズンが終わるので、このメンバーでできる限り長く野球をやりたい。そういう思いで選手が一丸となってくれたら」と、シーズンオフとの隣り合わせの戦いであることを明かしました。

Hondaは今夏の都市対抗の1回戦でTDK(秋田)に2-3で競り負け、2020年の都市対抗で優勝して以降、2年連続で初戦敗退をしています。辻野主将は「まずは出場権を獲得して全国でリベンジを。若い選手たちに全国で勝つことを味わわせたい」と意気込んでいます。Hondaはセガサミーと7日に代表決定戦に臨みます。【毎日新聞社野球委員会 安田光高】

各地区の日程は次の通りです。 

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