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社会人野球表彰式 社会人野球Express38

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ENEOS 柏原「来年もチームに貢献できるよう」

 2022年度の社会人野球表彰(主催・日本野球連盟、共催・毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社、協賛・シチズン時計株式会社)の表彰式が13日、東京都千代田区のKKRホテル東京であった。

投打の個人賞を含め、15部門12人の表彰者のうち11人は初の受賞で、複数回受賞者はベストナインの外野手で3度目の受賞となった多木裕史選手(トヨタ自動車)だけ。社会人11年目で初受賞した柏木秀文捕手(ENEOS)、10年目の地引雄貴一塁手(東京ガス)、山﨑錬選手(ENEOS)といったベテランから、高卒2年目で最多本塁打、最多打点とベストナインの「3冠」に輝いた20歳の度会隆輝選手(ENEOS)まで、例年になくバラエティーに富んだ顔ぶれとなった。

また、10月に台湾で開かれた第4回U-2323歳以下)ワールドカップで3大会ぶりに優勝した日本代表チームには特別賞が贈られた。前回2016年大会の優勝はプロ・アマ混成チームだったが、今回は全員が社会人野球メンバーで優勝を勝ち取った。表彰式冒頭、清野智・日本野球連盟会長は特別賞の授与について「全員が社会人で、プロなしで大会を制したことは喜ばしいし誇らしい。若い力の台頭が成果を上げ、社会人野球の価値を高めてくれた」とチームをたたえた。【毎日新聞社野球員会・中島章隆】

受賞した各選手は次のように喜びを語った。(丸数字は年齢)

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=代表で挨拶するENEOSの柏原投手

▽ベストナイン投手・最優秀防御率賞=柏原史陽㉙(ENEOS)「チームとして都市対抗優勝、日本選手権ベスト4が評価された。来年もチームに貢献できるよう頑張りたい」

▽ベストナイン捕手=柏木秀文㉝(ENEOS)「都市対抗優勝と、日本選手権でチームをベスト4に進めることができ、負けないチームとしての成績を残せたのがよかった。ベストナインは入社したときからの目標だったのでうれしい」

▽同一塁手=地引雄貴㉜(東京ガス)「ベストナインは入社した時から目標にしていた。10年かかっての受賞でうれしく思う」

▽同二塁手=佐藤勇基㉔(トヨタ自動車)「日本選手権で優勝し、都市対抗もベスト4に貢献できた。ベストナインは入社当時から目指していたが、2年目でとれてうれしい」

▽同三塁手=川口凌㉖(ENEOS)「うれしい。チームの勝利に貢献できたと思う。今年は都市対抗の優勝に日本選手権のベスト4と、チームの成績もよかった」

▽同遊撃手=中村迅㉓(NTT東日本)「ベストナインに選ばれたのはうれしいが、1年を振り返ると優勝できず、悔しい1年だった」

▽ベストナイン外野手・最多本塁打賞・最多打点賞=度会隆輝⑳(ENEOS)「とても幸せな夢のような1年だった。幸せな時間を来年も引き続き過ごせるようにしたい」

▽ベストナイン外野手=内山京祐㉔(NTT東日本)「都市対抗で首位打者になり、日本選手権でも目指したが、なれなかった。来年は首位打者を目指したい」

▽同外野手=多木裕史㉜(トヨタ自動車) 「みなさんの声援のおかげで今季は都市対抗ベスト4、日本選手権優勝と、弾みになった年だった」

▽同指名打者=山﨑錬㉜(ENEOS)「ベストナインは入社したときから目標にしていた。都市対抗優勝と併せて達成できて幸せな1年だった」

▽首位打者賞=吉岡郁哉㉖(王子)「首位打者になれたのは自信につながるし、うれしい。都市対抗は3年連続出場を逃しているので来年こそと思っている」

▽最多勝利投手賞=片山雄貴㉙(Honda熊本)「最多勝は自分一人で取れる賞ではないのでチームに感謝している。来年は日本一を目指したい」