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クラブチームしか勝たん!④ 水沢駒形野球倶楽部

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企業チームと並び、社会人野球を支える大きな柱がクラブチームです。日本野球連盟(JABA)には、全国で250を超えるクラブチームが加盟し、活動しています。

集まった目的も、選手たちの背景もそれぞれですが、白球を追う熱い思いは同じ。

そんな全国の仲間を紹介していくコーナー「クラブチームしか勝たん!」

第4回は岩手県奥州市に本拠地を置き、100年を超す伝統を持つ水沢駒形野球倶楽部です。

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水沢駒形野球倶楽部(岩手県奥州市)

 

★創部年

 1920年(大正9年)

 

★創部のきっかけ

 大正9年の秋、町内の若者たちが駒形神社の境内に集まって、当時としてはハイカラなマリ投げをしたのが始まりとされています。

 

★部員数

 48人(2022年2月17日現在)

 

★スローガン

 Never Give Up

 

★過去の主なタイトル

 全日本クラブ選手権 準優勝2

 

★通常の練習スケジュール

 不定期(専用球場、屋内練習場なし)

 

★チームの目標

 奥州市は、高校野球では岩手県内で唯一、甲子園出場を果たしていない都市です。わが倶楽部は、以前は地元の高校を卒業し、地元に残った若者が、甲子園や大学で活躍したスター選手の多い企業チームに「いつかは勝ちたい」と地道に朝練をして頑張ってきた、どちらかと言うと泥臭い野球をするチームです。

 でも今は、甲子園や大学選手権出場経験者も多く在籍し、チームのレベルも上がってきました。 市民の皆様からは「駒形は最近調子いいね」とか「今度大会だね、頑張ってね」など、気軽に声をかけていただき、正に市民の皆様に愛され、育まれてきた市民球団的な存在になることができました。ボランティア活動で社会貢献と言うよりは、勝って地域の活性化に貢献していると自負しています。また、地元のライオンズクラブ等と連携して、少年野球教室を開催するなど、野球少年の育成にも取り組んでいます。

 更には、少子高齢化により野球人口も減少していることから、地域の野球人口の減少(特に野球少年の減少)を食い止めるために、一般軟式野球、高校野球、学童野球等と一体化して、何か取り組めないかと高校野球の監督らと一緒に模索しています。なにしろ、奥州市は大谷翔平選手(大リーグ・エンゼルス)の出身地なのですから。

 創部100年の節目を迎え、2019年7月に(公財)日本野球連盟(JABA)会長より特別表彰を、翌20年8月にJABA岩手県野球連盟会長より特別賞を、翌21年1月には岩手県奥州市長より市勢功労表彰を、それぞれ頂戴しました。今年22年3月には、地元新聞紙の胆江日日新聞社より文化賞を受賞しています。これもひとえに市民の皆様のご支援ご声援、野球関係者の皆様のご指導の賜物と深く感謝申し上げます。

 創部100周年を機に、都市対抗全国大会出場、全日本クラブ選手権大会優勝を本気で狙いたいし、狙えるチーム作りをしたいと思います。

 6.jpeg (3.22 MB) 今年3月には地元紙「胆江日日新聞」から文化賞を受賞

★チームの特色

 数年前に市が専用球場として使用していた球場を売却してしまい、専用の球場も屋内練習場もなく、地域の公共施設や高校の施設をお借りしての不定期の練習で、全体練習ができていません。そのため個々の自主練習に任せる部分が多くなっています。地域柄、選手も会社の軟式野球に籍を置きながら硬式との二股をかけており、会社の軟式の大会が優先されるのでベストメンバーが揃うことはなく、むしろ「その日、来た選手がベストメンバー」となるので、レギュラーと補欠の区別なくやっています 母体となるスポンサーもなく、自分たちでお金を出し合って運営する昔からの同好会的なクラブチームです(時々はOB会や地元企業に協賛をお願いしますが)。

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★チームのインスタグラムURL

 https://www.instagram.com/mizusawakomagata.bbc

 

★対戦の依頼、入部申し込みなどの問い合わせ先

 King.kazu1962.05.23@gmail.com (坂本マネージャー)

 

次回は松山フェニックスです!