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都市対抗開幕直前オンラインイベントを初開催 社会人野球Express vol.22

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=ファン交流イベントに参加した選手たち

今大会注目の監督、選手が記者会見

 18日に東京ドームで開幕する第93回都市対抗野球大会を前に記者会見とファン交流イベントが15日、オンラインで初めて行われました。記者会見には、東京都・東京ガスの山口太輔監督や上市町・ロクテキノ富山の藤田太陽監督、選手では、東京都・東京ガスの益田武尚投手、東京都・NTT東日本の向山基生選手、川崎市・東芝の吉村貢司郎投手、大阪市・大阪ガスの河野佳投手らが出席。大会連覇が懸かる東京ガスの山口監督は「(チーム状態は)山あり谷ありだったが、ここにきて間に合ったかな」と準備万端の様子。名古屋市・JR東海との開幕試合は「相当厳しい戦いになる。そこで何とか力を発揮できれば、連覇に近づくのではないかと自信をうかがわせていました。

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=記者会見に臨む東京ガスの山口監督(左)と藤田監督

 初出場のロクテキノ富山・藤田監督はチーム作りについて「リクルートから始めました。そこから勝つためにどうすべきか、基礎練習を徹底してきました」と就任2年目でチームを初の本大会に導いた要因を語りました。

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=記者会見を行う選手たち(左上から時計回りで東芝・吉村投手、NTT東日本・向山選手、東京ガス・益田投手、大阪ガス・河野投手)

吉村投手「東芝として優勝目指す」

 東京ガスの益田投手は「昨年は初戦で投げることができたが、(その後はケガで)不甲斐なかった。今年はチームに貢献できるようにやっていきたいと雪辱を誓っていました。NTT東日本の向山選手は「勝敗を決める一打を打ちたい」と話し、東芝の吉村投手は「昨年、出場できず悔しい思いをしたので、今年は東芝として優勝を目指します」と宣言。大阪ガスの河野投手は「日本一を目指してやっていますが、まず初戦にベストを出せるように頑張ります」と、18日の東京都・JR東日本との初戦に照準を合わせていました。

 大会展望を説明した日本野球連盟アスリート委員会の坂口裕之委員長は「東京ガスの連覇ができるかどうか」を見どころに挙げた上で「地区予選の成績を見る限り、打力上位のチームが勝ち上がってきた」と分析。過去3年で優勝している関東勢の牙城を崩すポイントとして打力が鍵になるとの見解を示していました。

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=ファンの質問に答える選手たち

 4選手はファンとの交流イベントにも参加し、ファンからの質問に答えました。普段はなかなか知り得ない仕事の話題になり、調達部に所属する東芝の吉村投手が「(都市対抗の決勝進出チームを予想する)都市対抗クイズの東芝の景品は調達部がやっています」と、意外な関わりを明かしていました。

場内アナウンスで守備位置へ 今大会のイベントも発表

 今大会でのイベントも発表されました。一回表と裏の攻撃開始前、選手たちが守備につく際に場内アナウンスに合わせて守備位置に向かうという新たな試みや、野球系人気ユーチューバーの「トクサン」と社会人野球OB、女子野球による交流試合、3年ぶりの始球式復活など、さまざまなイベントが用意されています。

【毎日新聞社野球委員会・安田光高】