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【GRAND SLAM PREMIUM 192】『グランドスラム61』は4月5日に発売されます!!

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 いよいよ、45日に『グランドスラム61』が発売される。今号も全国97チームの写真名鑑をはじめ、読み応えのある記事が盛りだくさんだ。『咆哮』というタイトルの企画では、昨シーズンの投打各部門で目立つ数字を残した選手たち、『日本を代表する!!』では、今年9月に開催予定の第19回アジア競技大会(中国・杭州市)での日本代表入りやプロも視野に入れた活躍が期待される若い力を紹介する。

 さらに、侍ジャパンが世界一に輝き、日本中が盛り上がったワールド・ベースボール・ラシックで大活躍した大谷翔平(エンゼルス)と同学年、1994年度生まれの選手たちにスポットライトを当てた『L20s keep challenging』も必見だ。

 

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L20s(ラスト20代)のシーズンを迎えた男たち。手前から時計回りに城間竜兵(パナソニック)、

神原 友(三菱自動車岡崎)、笹川晃平(東京ガス)、佐藤拓也(JR東日本)。

 

 大谷や藤浪晋太郎(アスレチックス)とともに、高校時代には第2518U世界選手権大会(現・U-18ワールドカップ)の日本代表入りした笹川晃平(東京ガス)、佐藤拓也(JR東日本)、神原 友(三菱自動車岡崎)、城間竜兵(パナソニック)がトップで登場。社会人野球の第一線で活躍する彼らは、ユニフォームとはひと味違ったスーツ姿での撮影もあったのだが、その現場には同窓会のような雰囲気が漂っていた。高校ジャパンとして日の丸を背負った11年前の記憶は鮮明で、佐藤はこんな話をする。

「日本代表というのが自分にとってはあの時が初めてで、貴重な体験ばかりでした。周りの凄い選手と同じチームになって野球ができたことは、今でもいい財産として残っています」

 

大谷翔平と同学年の“ラスト20の選手たちを特集

 

 高校時代は投手としても活躍した佐藤が、「大谷は、ストライクを取りにいって150キロとか投げていた。一緒にピッチングをするのが恥ずかしかった」と当時を振り返れば、浦和学院高のチームメイトでもあった笹川が「投手陣全体を考えれば、ちょうど緩急がついてよかったんじゃない?」と笑いながら茶化す。

 そんな何とも言えない空気感も広がる撮影現場は、心地よさすら感じられた。そんな充実した高校時代を経て、彼らはそれぞれの道を歩んできた。その過程にあった体験に触れてみると、野球の奥深さや野球を通した人と人とのつながりを感じる。

 花巻東高で大谷とチームメイトだった大澤永貴(トヨタ自動車東日本)、プロの世界を知り、現在は社会人で充実した日々を過ごす武田健吾(三菱重工East)、藤浪とともに大阪桐蔭高で高校王者に輝いた平尾奎太(Honda鈴鹿)、天理高出で11年目を迎えた中谷佳太(大阪ガス)、昨年の日本選手権優勝に貢献した八木健太郎(トヨタ自動車)、社会人ベストナインの経験を持つ茶谷良太(鷺宮製作所)。

 そして、都市対抗の優勝を知る石川裕也(東京ガス)、佐藤竜彦(Honda)、中澤彰太(JFE東日本)、堀 誠(NTT東日本)。彼らは20代最後のシーズンを迎えた今もなお、熱い気持ちで目指すべきものがある。そして、その瞳を輝かせて挑み続けるのだ。まさに、『L20s keep challenging』。社会人野球というフィールドに立ち続ける『1994年度生まれ』の彼らの人生模様を、是非ご一読いただければと思う。

【文=佐々木 亨】

 

グランドスラム61は4月5日に発売します!!

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紙版(左)、電子版(右)とも、どうぞよろしくお願い致します。