トピック TOPICS
クラブチームしか勝たん!⑧ 横浜金港クラブ
企業チームと並び、社会人野球を支える大きな柱がクラブチームです。日本野球連盟(JABA)には、全国で250を超えるクラブチームが加盟し、活動しています。
集まった目的も、選手たちの背景もそれぞれですが、白球を追う熱い思いは同じ。
そんな全国の仲間を紹介していくコーナー「クラブチームしか勝たん!」。
第8回はクラブチームの中でも屈指の伝統を誇る横浜金港クラブです。
横浜金港クラブ(横浜市中区)
★創部年
1942年
★創部のきっかけ
太平洋戦争中最後の都市対抗となった1942年の第16回大会に出場した「横浜蚕糸(さんし)倶楽部」がルーツです。戦後の1946年、横浜蚕糸倶楽部監督だった山口久像氏(初代横浜スタジアム社長)が中心となり「横浜金港クラブ」として復活しました。都市対抗には同年の第17回大会から1950年まで5年連続で出場しています。チーム名は、横浜市歌も作詞した森鴎外の「わが横浜は黄金の港」という言葉から。
第18回都市対抗野球大会(1947年)にて (毎日新聞社提供)
★現在の部員数
42人
★2022年のスローガン
「繋ぐ」
攻撃面では個人ではなく、打線が繋がって得点が出来る
守備では投手が打ち取ったのを野手が繋いでアウトにする
これらの積み重ねが勝利に「繋がる」
★クラブの理念
横浜金港クラブは戦前から横浜で生まれ育ったチームです。三つの大きな理念を掲げ、戦前戦後の野球史をつなぐチームとして、横浜の地域から愛され、必要とされることを目指し、全力でまい進してまいります。
(1)伝統継承
1942年創部、野球王国かながわの球史を代表する名門クラブとしての誇りを抱き、その伝統を後世へ継承し、地元・横浜野球界への貢献を図っていく
(2)文武家両道
クラブチーム存在意義は、野球による鍛錬に加えて、仕事(学校)、そして家庭を疎かにすることなく両立することによって人間形成を育み、かつ効率的に練習を行うことにより高い次元の野球能力を発揮することにある
(3)真のクラブ日本一
同じ会社の人間が集うものではなく、毎日整った練習環境で活動するわけでもなく、プロ野球選手が登録されて補強されているのでもない。週末だけのわずかな時間で、高校・大学のグランドを間借りしたり合同練習をしたり、十分な環境ではない中で、真のクラブ活動としての日本一を目指す
★過去の主なタイトル
JABA東京スポニチ大会:優勝1回(1947年)
JABAびわこ杯争奪社会人クラブ野球大会:準優勝1回(2005年)
JABA一関市長旗争奪クラブ野球大会:準優勝1回(1993年)
JABA関東連盟クラブ選手権大会:準優勝1回(2016年)
JABA山梨県知事杯:優勝1回(1992年 第1回大会)
神奈川県クラブ対抗トーナメント大会:優勝1回(2000年)
JABAさいたま市長杯:優勝4回(2005年、2006年、2015年、2016年)
★通常の練習スケジュール
毎週土日、祝日
神奈川、千葉、茨城
※入部検討中の方は見学可能
★チームの目標
(1)神奈川県クラブNo1
(2)全日本クラブ選手権大会出場
(3)関東クラブNo1
(4)企業戦勝利
★チームの特色
野球大好きすぎる人が集まったチームです。
試合が平日の場合は、
また、県外の球場、早朝またはナイターといった活動でも、
それくらい野球が楽しくて仕方がありません。
しかし、ただ野球をやるから楽しいのではありません。
「上手くなるから楽しい」
「良いプレーができるから楽しい」
「試合に勝つから楽しい」
横浜金港クラブは、
★チームのホームページやSNSのリンク先URL
ホームページ:https://kinkoclub.wixsite.com/yokohamakinkoclub
ツイッター:https://twitter.com/kinkoclub
インスタグラム:https://www.instagram.com/kinkoclub/
★入部や対戦希望の連絡先
またはチームのホームページから。
次回は能代松陵クラブです!