プロ野球ドラフト会議が、10月26日の午後5時から東京都内で実施された。前日の25日に、中日の立浪和義監督が1位入札を公言した度会隆輝（ENEOS）が注目される中、横浜DeNAと千葉ロッテも度会に入札。社会人ナンバーワン野手の評判に違わぬ3球団競合となり、抽選の末に横浜DeNAが交渉権を獲得した。

　ウエーバーになる2位指名では、トップの中日が津田啓史（三菱重工East）を指名。度会と横浜高の同期だった津田にも、高い評価でプロの扉が開かれた。このあと、2位では東京ヤクルトが松本健吾（トヨタ自動車）、巨人が森田駿哉（Honda鈴鹿）と東海地区の投手を指名。特に目立ったのは、阿部慎之助監督の下で派遣奪還がノルマと言われる巨人が、3位で強打の外野手･佐々木俊輔（日立製作所）、4位で攻守にスピードのある遊撃手･泉口友汰（NTT西日本）、5位では速球派左腕の又木鉄平（日本生命）と、社会人で指名を固めたことだ。

　また、下位でも即戦力あるいは将来性のある社会人を指名する傾向が強いオリックスは、今年も5位で髙島泰都（王子）、6位で古田島成龍（日本通運）、7位で権田琉成（TDK）とストレートに力のある右腕三枚を指名した。ほかにも、18年ぶりの優勝を果たした阪神が5位で若き右腕の石黒佑弥（JR西日本）、福岡ソフトバンクが昨年のU－23ワールドカップで日本代表入りした右腕･澤柳亮太郎（ロキテクノ富山）を5位で、中日は地元の大型右腕･加藤竜馬（東邦ガス）を6位で、埼玉西武は7位で投げっぷりのいい糸川亮太（ENEOS）を指名した。すべての選手を写真つきで紹介する。

◆度会隆輝外野手（ENEOS）＝横浜DeNA1位

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◆津田啓史内野手（三菱重工East）＝中日2位

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◆松本健吾投手（トヨタ自動車）＝東京ヤクルト2位

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◆森田駿哉投手（Honda鈴鹿）＝巨人2位

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◆佐々木俊輔外野手（日立製作所）＝巨人3位

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◆泉口友汰内野手（NTT西日本）＝巨人4位

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◆髙島泰都投手（王子）＝オリックス5位

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◆石黒佑弥投手（JR西日本）＝阪神5位

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◆澤柳亮太郎投手（ロキテクノ富山）＝福岡ソフトバンク5位

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◆又木鉄平投手（日本生命）＝巨人5位

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◆加藤竜馬投手（東邦ガス）＝中日6位

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◆古田島成龍投手（日本通運）＝オリックス6位

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◆権田琉成投手（TDK）＝オリックス7位

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◆糸川亮太投手（ENEOS）＝埼玉西武7位

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【写真＝横尾弘一】

【文＝横尾弘一】

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