第95回都市対抗野球大会九州地区予選 兼 第63回九州社会人野球選手権大会 は5月25日(土)、沖縄県の沖縄セルラー那覇スタジアム(那覇市)とAgreスタジアム北谷(北谷町)で開幕し、1回戦4試合が行われました。

▽セルラーS那覇
・北九州市・JR九州とうるま市・エナジックの試合はシーソーゲームとなり、１点をリードされたJR九州が八回裏に高橋の3ランで4-2とリードしますが、九回にエナジックが古堅の2点適時打で同点に追いつき、延長タイブレークに突入しました。
十回は互いに2点ずつを取り合い、十一回、エナジックは満塁から古堅の走者一掃適時打で3点を勝ち越し、照屋の犠飛を加え10-6とJR九州を突き放しました。
JR九州は左腕の継投で逃げ切りを図りきれず、タイブレークでも拙攻が響き、もう1敗もできない敗者復活トーナメントへと回りました。
エナジックは第2日で大津町・Honda熊本と、JR九州は第3日で福岡市・KMGホールディングス-大分市・日本製鉄九州大分の敗者と戦います。


勝負どころで5打点の古堅

・宮崎市・宮崎市梅田学園は熊本市・熊本ゴールデンラークスと対戦。初回に内野ゴロの間に先制すると、二回にも連打でチャンスを広げ、押し出し死球、内野ゴロの間に2点を追加。先発の徳永が6回自責点1と試合を作り、熊本GLの追撃をかわしました。
宮崎梅田学園は第2日に浦添市・沖縄電力と、熊本GLは第3日に甲佐町・大福ロジスティクス-福岡市・西部ガスの敗者と対戦します。

▽Agreスタジアム北谷
・大分市・日本製鉄九州大分が4-1で福岡市・沖データコンピュータ教育学院に快勝。須賀の適時二塁打、森の本塁打、山田(瞬)の適時三塁打と長打で試合を決めました。継投もハマり、沖データを6安打に抑え、あす第2日にKMGホールディングスと対戦。沖データはHonda熊本-エナジックの敗者と第3日に対戦します。

・大福ロジスティクスと浦添市・シンバネットワークアーマンズBCの試合は2回に降雨があり、約2時間半の中断を挟みながらの難しい試合となりましたが、大福ロジの打線がつながり、13安打で勝利しました。大福は第2日に西部ガスと、SNアーマンズは第3日に宮崎梅田-沖縄電力の敗者と戦います。

大会第2日(26日)の試合予定
▽セルラーS那覇
10:00 Honda熊本 - エナジック
13:00 宮崎梅田学園 - 沖縄電力

▽北谷
10:00 KMGホールディングス - 日本製鉄九州大分
13:00 大福ロジスティクス - 西部ガス