JABA

JABA

メニュー

トピック TOPICS

2023年シーズンに臨む新監督の顔ぶれ  社会人野球Express42

hp_banner_yoko__medium.png

42社会人EX.JPG (3.22 MB)

=東京ガスの松田新監督(右)と退任した山口監督

東京ガスは松田コーチが昇格 鷺宮製作所、パナソニックらも新監督

球春到来が近づく社会人野球界。今季から新たに監督を務める主な顔ぶれを紹介する。

東京ガスは2021年の都市対抗野球大会でチームを初優勝に導き、昨年も準優勝した山口太輔監督が退任し、松田孝仁コーチが昇格した。現役時代に捕手だった松田氏は09年の都市対抗で打撃賞を獲得。13年に引退し、21年にコーチとして復帰した。

鷺宮製作所は幡野一男コーチが新監督に就任。幡野氏は他チームへの補強を含めて都市対抗に6回出場し、02年に引退。22年から投手コーチを務めていた。

42社会人EX2.JPG (2.47 MB)

=JR東海の井上新監督

パナソニックもコーチを務めていた金森敬之氏が監督に昇格。金森氏はプロ野球・日本ハムにドラフト6位で04年に入団。通算87試合に登板して6勝(3敗)を挙げた。18年にパナソニックに入社し、19年から投手コーチを務めていた。JR東海は井上裕貴コーチが新監督に就任した。08年の日本選手権大会ではチームの準優勝に貢献し、都市対抗にも計8回出場した。16年に引退し、22年からコーチとして復帰した。JR九州は中野滋樹・新監督がチームを率いる。ミキハウス時代の03年に日本選手権で首位打者賞に輝き、05年にJR九州に移籍した。JR九州では09年に日本選手権優勝を果たし、準優勝した10年の都市対抗でも首位打者賞に輝いている。

42社会人EX3.JPG (1.35 MB)

=JR九州の中野新監督

 日本製鉄広畑は米田真樹・新監督が指揮を執る。米田氏は内野手として都市対抗に4回出場。10年に現役を引退し、内野コーチを経て12年から社業に専念していた。伏木海陸運送は昨季までコーチ兼捕手を務めた田中翔・新監督がチームを率いる。ジェイプロジェクトは神戸宏基氏が新監督に就任。09年の野球部発足に合わせて入社して初代主将を務め、12年にはチーム初の都市対抗出場に貢献した。JPアセット証券の新監督はプロ野球・元西武の安藤信二氏。ドラフト4位で1989年に西武に入団し、99年の引退後は環太平洋大(岡山)で監督を務めていた。

 3月6日にJABA東京スポニチ大会が開幕し、社会人野球の2023年シーズンが本格化する。【毎日新聞社野球委員会・安田光髙】