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都市対抗壮行試合で高校吹奏楽部がコラボ 社会人野球NOW vol.28

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 7月19日に開幕が迫った第95回都市対抗野球大会に出場する東京都代表の4チームが6月30日、東京都大田区の大田スタジアムで壮行試合(東京都野球連盟、大田スタジアム主催)を行った。壮行試合に華を添える形で、岩倉高校(東京都台東区)の吹奏楽部が「友情応援」を実施。湿気の多い梅雨の陽気に爽やかな音色を響かせた。

都市対抗の壮行試合で、JR東日本の「友情応援」をする岩倉高校・吹奏楽部の生徒たち

「友情応援」岩倉高の爽やかな音色響く

 壮行試合は今年で2回目。岩倉高校は部員114人を誇り、都大会金賞受賞を獲得し、全国大会出場の常連校。社会人野球関係者が壮行試合の盛り上げの一環として岩倉高校に声をかけ、実現した。岩倉高校は運輸課という鉄道運輸業界に特化した学科があり、JR東日本の応援をすることになった。

 JR東日本の攻撃時には「ダイナミック琉球」や「ポパイ」など高校野球でおなじみの応援曲が鳴り響いた。岩倉高2年の中田望結さんは「とても迫力があった。応援していたJR東日本が粘って追いついてくれて、良かったです」と話した。

 

 =試合前のシートノックを見学する小学生たち

野球少年がブルペンの迫力に「すげー」

 第2試合前には、地元の大田区の少年野球チームの小学生19人が招待され、試合前のグラウンドやブルペンの練習の様子を見学した。ブルペンでは真後ろから迫力のある投球を見た子どもたちが「すげー、超早い」「バットに当てられない」とのけぞりながら驚きの声を上げていた。

 試合は、NTT東日本(第1代表)が16-2で東京ガス(第3代表)に大勝し、明治安田(第2代表)とJR東日本(第4代表)は3-3で引き分けた。【毎日新聞社スポーツ事業部・安田光高】

 =ブルペンを見学し、迫力を体感する小学生たち