トピック TOPICS
クラブチームしか勝たん!⑱ DBグラッズ
企業チームと並び、社会人野球を支える大きな柱がクラブチームです。日本野球連盟(JABA)には、全国で250を超えるクラブチームが加盟し、活動しています。
集まった目的も、選手たちの背景もそれぞれですが、白球を追う熱い思いは同じ。
そんな全国の仲間を紹介していくコーナー「クラブチームしか勝たん!」。
第18回は京都市に本拠地を置く、DBグラッズです。
DBグラッズ(京都)
★創部年
2012年(平成24年)
★チーム結成のきっかけ
当時、京都府の他クラブチームでプレーしておりました、現部長の沢田誠が「京都大学野球部OBの硬式野球クラブチームを作ろう」と、野球部OB有志に呼び掛けチームを結成しました。
当時の京都府連盟に「京都大学野球部のOBチームであることから特別に加盟を認める。名門大学野球部OBチームにふさわしい堅実かつ品格のあるチーム作りを」との条件付きで加盟を許されました。創部から現在まで、京都大学野球部OBのみの選手構成です。
★現在の部員数
34名(選手32名、マネージャー2名)
★スローガン
Dark Blue ~京大野球部の誇り
京大野球部(関西学生野球リーグでは唯一の国立大学として、強豪私立大学を相手に奮闘中)のOB有志が集まった野球チームであることの誇りと責任を胸に、各種活動を通じて京大野球部・野球部OB会・日本野球連盟近畿地区連盟、京都府アマチュア野球界の発展に貢献します。
★過去の主なタイトル
2015年度のJABAびわこ杯争奪クラブ大会に京都府代表として初出場、1勝しベスト8進出。2019年度に同大会2度目の出場を果たしました。
=2015年に初出場し、勝利したJABAびわこ杯
★通常の練習スケジュール
各自、自宅近傍で個人練習を中心に行っています。月1回程度近畿地区の公営球場で練習またはオープン戦を実施しています(見学可)。
★チームの目標
・京都府のクラブチームで実力、品格ともに№1のチームとなり、近畿クラブ会長杯大会、全日本クラブ選手権本大会出場を果たします。
・京大野球部練習への積極的な協力および京大野球部とのオープン戦・実戦練習等
・野球を通じた京大野球部OB会員間の交流(最年長:昭和59卒、最年少:令和4卒)
★チームの特徴
・京都府連盟からは「(大学野球界の名門である)関西学生野球リーグのOBチームにふさわしく、ゲームマナーが良く、スピーディな試合運びは他チームの模範」との評価をいただいています。
・チーム名のDBは、京都大学のスクールカラーの濃青(Dark Blue)の頭文字。グラッズは卒業生の意味です。
※ちなみに、ライバル東京大学のスクールカラーは淡青(Light Blue)です。
・沢田 誠部長兼投手は、名門大阪ガス野球部出身。社会人野球日本選手権大会準優勝メンバー。近畿地区連盟では最年長投手です。
・選手の職業は、会社員、公務員、弁護士、税理士、テレビ局アナウンサー、理学療法士、高校教員、大学教員、京大大学院生など多彩。
・飯田昌幸マネージャーは、京都府連盟の大会運営(審判員、京都クラブリーグ事務局等)に参画しています。
★チームのホームページやSNSのリンク先URL
ホームページ https://teams.one/teams/dbgrads
ツイッター https://twitter.com/DBgrads
フェイスブック https://www.facebook.com/DBGRADS
★入部や対戦希望の連絡先
masayuki05291967@yahoo.co.jp
(担当者:マネージャー飯田昌幸)
※選手としての入部は京大野球部OBに限らせていただいております。マネージャー等、チームスタッフには制限はありません。
★最後に
【沢田 誠部長のコメント】
《チーム目標》
・最終目標としては全日本クラブ選手権本大会への出場ですが、当面は京都クラブリーグ戦で上位に入り、近畿クラブ会長杯大会への出場を目指します。
・きびきびした、気持ち良い、元気なプレーを心掛け、クラブチームの模範となります。
《チームのあり方》
①京大野球部OBチームとして、現役、OB会の活性化に寄与することが一番の目的です。
・京大野球部卒業生の青春の続きを提供する場であり続けたいと考えています。現役時代は出場機会に恵まれず、悔しい想いをした者、まだまだ真剣に野球を続けたい者、様々な想いを持った卒業生の受け皿となり、世代を超えたOB同士がつながって、各々の生活・人生に充実感を与えるチームになりたいと考えています。
・現役への寄与としては、メンバーが京大吉田グラウンドに顔を出す機会を増やし、直接の指導・助言や練習の手伝いをすること
・OB会への寄与としては、縦のつながりを作ることや、特に若手OBのOB会への積極参加を促し、会を活性化すること
②社会人野球界への貢献
・真摯なプレーでクラブチームの存在感を示します。「京大出のやつらには負けたくない」という意識によるクラブチーム全体の底上げ
③野球界への貢献
・将来的には高校以下の子供たちに、野球と勉強の両立を指導できればと考えています。
《選手としての目標》
元気いっぱいの全力プレー、全力ベンチワークで、チームやリーグのみならず、少年野球まで含めた京都の野球界全体に活気をもたらせる存在になりたいと思います。