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日本選手権組み合わせ決定 都市対抗覇者の三菱重工Eastは日本製鉄東海REXと 社会人野球NOW vol.40
29日に開幕する社会人野球の第49回日本選手権の組み合わせ抽選会が2日、大阪市内で開かれ、7月の都市対抗野球大会を制した三菱重工East(神奈川)は大会第6日の11月3日の第2試合で、日本製鉄東海REX(愛知)と対戦することが決まった。全日本クラブ野球選手権大会で優勝し4大会ぶりに出場するマツゲン箕島硬式野球部(和歌山)は開幕戦でNTT東日本(東京)とぶつかる。
=順にくじを引く出場チームの関係者。ライブ配信映像から
クラブ王者・マツゲン箕島は開幕戦でNTT東日本と
抽選会には出場32チームのマネジャーらが出席し、順にくじを引いた。昨年準優勝のHonda熊本(熊本)は、32チーム中最多の32回目の出場となる東芝(神奈川)との対戦となった。20大会連続出場で2大会ぶりの王座奪還を期すトヨタ自動車(愛知)は、日本製紙石巻(宮城)との顔合わせ。19大会ぶりの出場となるミキハウス(大阪)は、ENEOS(神奈川)とぶつかる。明治安田(東京)とヤマハ(静岡)は、明治安田が制した都市対抗野球大会に続き、初戦での顔合わせとなった。
抽選に先立ち、日本野球連盟の谷田部和彦専務理事が「厳しい地区予選を経て、32チームがそろいました。プロ野球、大学野球にはない、社会人野球らしいプレーをぜひ展開していただき、この49回大会、来年の50回大会へと盛り上げていきたいと思います」とあいさつした。
大会は29日から11月9日の12日間、京セラドーム大阪で開催される。【毎日新聞社野球委員会・藤野智成】
=抽選会場に掲げられた組み合わせボード。ライブ配信映像から