第94回都市対抗野球大会は２回戦を終え、準々決勝に突入しました。
ここまで際立つのが東海勢の強さ。ベスト８中、なんと５チームが東海勢です！　

東海勢の２回戦の戦いぶりは、いずれも圧巻。
まず豊田市・トヨタ自動車は、連覇を狙った横浜市・ENEOSを３－１と逆転で破りました。
２回戦にはもったいない、緊迫した好ゲームでした。

豊川市・東海理化は、６回目の出場で大会初勝利を挙げた初戦の勢いそのままに、
高松市・JR四国に13－０でコールド勝ち。

岡崎市・三菱自動車岡崎は12安打で９得点を挙げ、
太田市・SUBARUとの「自動車メーカー対決」に打ち勝ちました。

浜松市・ヤマハは４番を打つ元横浜DeNAベイスターズの
網谷圭将選手が4安打４得点と大活躍し、
仙台市・ＪＲ東日本東北に5－０と快勝して10年ぶりの8強進出。

そして春日井市・王子はHonda鈴鹿から補強の井村勇介投手が
東京都・明治安田生命打線を完封、８年ぶりの準々決勝進出を決めました。

一方、東海勢以外でベスト8に勝ち上がったのは、
さいたま市・日本通運、東京都・JR東日本、横浜市・三菱重工Eastの関東勢３チーム。
最近は４年連続で関東・東京勢の優勝が続いています
（2019年＝千葉市・JFE東日本、20年＝狭山市・Honda、21年＝東京都・東京ガス、22年＝横浜市・ENEOS）。

関東・東京勢の覇権が続くのか、それとも16年のトヨタ自動車以来、
７年ぶりに東海地区に黒獅子旗がもたらされるのか。
戦いはますます熱くなりそうです。

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