第94回都市対抗野球大会は24日、準決勝が行われます。
東海勢の快進撃は続き、４強中３チームを占めています。

午後２時試合開始予定の第１試合は、
ともに都市対抗優勝経験がある豊田市・トヨタ自動車と
東京都・ＪＲ東日本が対戦します。

トヨタ自動車は２年連続、JR東日本は５年ぶりのベスト４進出です。
トヨタ自動車はエースの嘉陽宗一郎投手が１回戦、
準々決勝と２度完投勝利を挙げるなど、
盤石の投手陣を原動力に勝ち進んできました。

一方、ＪＲ東日本は２回戦、準々決勝をいずれも逆転勝ちと粘り強さを見せています。
トヨタ自動車はここまでHonda、ENEOS、日本通運と関東の強豪を退けてきており、
ＪＲ東日本の濵岡武明監督は「うちも関東の一員。胸を借りるつもりで思い切っていく」と、
関東のプライドをかけて昨秋の日本選手権王者に立ち向かう覚悟です。

午後６時開始予定の第２試合は浜松市・ヤマハと、春日井市・王子の組み合わせ。
この両チームも都市対抗での優勝経験を持っています。

ヤマハは準々決勝で同じ東海勢の岡崎市・三菱自動車岡崎を４－１で破り、
24年ぶりに4強に進みました。

王子は強打の横浜市・三菱重工Eastを４投手の継投で１得点に抑え、
第86回大会（2015年）以来の準決勝進出を決めました。
両チームは東海地区の二次予選では第2代表決定戦で対戦しており、
その時はヤマハが６－５で勝っています。
決勝も、2001年の第72回大会（浜松市・河合楽器－岡崎市・三菱自動車岡崎）以来となる
「東海決戦」となるのか、それともＪＲ東日本が関東の意地を見せるのか。
第94回都市対抗も、残るは３試合のみです。

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