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社会人から15人指名 プロ野球ドラフト会議 社会人野球Express vol.33
=ヤクルトから1位指名され、記者会見を行う東芝の吉村投手
ヤクルト1位の東芝・吉村投手「ほっとした」
プロ野球の新人選手選択(ドラフト)会議が20日午後5時から行われ、社会人からは昨年と同じ計15人(投手12人、内野手3人)が指名を受けました。東芝の吉村貢司郎投手はヤクルトから1位で指名されました。社会人出身のドラフト1位は2020年にトヨタ自動車の栗林良吏投手が広島から指名されて以来2年ぶりとなります。
ドラフト上位では、トヨタ自動車の吉野光樹投手がDeNAから、日本製鉄鹿島の大津亮介投手はソフトバンクから、鷺宮製作所の小孫竜二投手が楽天からそれぞれ2位指名。東京ガスの益田武尚投手も広島から3位で指名されました。
=日本製鉄鹿島の大津投手
東京都内で記者会見を行った吉村投手は「1位指名をしていただいて大変うれしい気持ちでもありますし、ほっとした」と心境を語りました。国学院大学から東芝へ入社。3年間で社会人を代表する投手に成長しました。即戦力として期待される右腕は「先発ローテーションに入り、活躍できるようにやっていきたい」と抱負を述べました。
吉村投手らは10月30日に京セラドーム大阪で開幕する第47回日本選手権大会に出場します。社会人最後の舞台でどのような活躍を見せるか注目です。【毎日新聞社野球委員会 安田光高】
ドラフト指名された社会人選手は以下の通りです。
日本製紙石巻・宮内春輝投手=日本ハム6位
日本製鉄鹿島・大津亮介投手=ソフトバンク2位
日本通運・高野脩汰投手=ロッテ4位
東京ガス・益田武尚投手=広島3位
鷺宮製作所・小孫竜二投手=楽天2位
東芝・吉村貢司郎投手=ヤクルト1位
三菱自動車岡崎・富田蓮投手=阪神6位
トヨタ自動車・吉野光樹投手=DeNA2位、長谷部銀次投手=広島6位
西濃運輸・船迫大雅投手=巨人5位、林優樹投手=楽天6位
大阪ガス・河野 佳投手=広島5位、児玉亮涼内野手=西武6位
NTT西日本・平良竜哉内野手=楽天5位
日本新薬・福永裕基内野手=中日7位