準決勝、決勝と連続コールド勝ちでＶ

　第74回ＪＡＢＡベーブルース杯（日本野球連盟東海地区連盟、毎日新聞社主催）が５月２日から６日まで（開幕日の１日は雨天順延）、岐阜市の長良川球場と大垣市北公園野球場で行われ、鷺宮製作所が初優勝を飾りました。鷺宮製作所は10～11月に京セラドーム大阪で開催予定の日本選手権に２大会ぶり14回目の出場権を獲得しました。最高殊勲選手には決勝を含む２勝を挙げた社会人８年目のベテラン左腕、野口亮太投手（鷺宮製作所）が選ばれました。
　計16チームが４組に分かれた予選リーグは西濃運輸、日立製作所、鷺宮製作所、北海道ガスが各組１位となって決勝トーナメントに進出。準決勝は日立製作所が５－１で西濃運輸を、鷺宮製作所が７－０（七回コールド）で北海道ガスを、それぞれ破りました。
　決勝でも鷺宮製作所は打線が好調。二回に２死一、二塁から小川翔平選手の走者一掃の二塁打で２点先取すると、五回には村上公康選手の適時打で追加点。六回に２点、そして七回には２死一、三塁から橋本顕太郎選手の２点適時二塁打で、２試合連続のコールド勝ちを決めました。投げては野口投手が７回を被安打２、無四球で無失点の好投でした。
　表彰選手は次の通りです。
　◇最高殊勲選手賞　野口亮太投手（鷺宮製作所）
　◇敢闘賞　　　　　岡直人投手（日立製作所）
　◇首位打者賞　　　村上公康外野手（鷺宮製作所＝10打数５安打、打率５割）