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好カード目白押し 第50回全日本クラブ野球選手権が8月8日開幕 社会人野球NOW vol.115

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 社会人野球のクラブチーム日本一を決める第50回全日本クラブ野球選手権(8月8日~10日、9月7日)の組み合わせが決まった。前回覇者のマツゲン箕島硬式野球部(和歌山)の初戦は、最多41回出場の全足利クラブ(栃木)。大会屈指の好カードで節目の大会が幕を開ける。

=第49回全日本クラブ野球選手権を制したマツゲン箕島の選手ら

 50回目となる今大会は「記念大会」と位置づけ、8チーム増の24チームが出場する。開催地は1回戦から準々決勝まで3カ所に分かれ、等々力球場と俣野公園・横浜薬科大スタジアム(神奈川)、さらに宇都宮清原球場(栃木)で熱戦を展開。準決勝と決勝は東京ドームに舞台を移し、頂点を争う。

 前回大会はマツゲン箕島が決勝で大和高田クラブ(奈良)を降し、2大会連続7回目の優勝を勝ち取った。連覇は茨城ゴールデンゴールズ以来16大会ぶりで、史上5チーム目(6回目)の快挙になった。

 王者の前に立ちはだかるのが、過去に2例しかない3連覇達成チームの一つ、全足利クラブだ。栃木県足利市を拠点にする全足利クラブは、1985(第10回大会)~87(第12回大会)の3連覇を含め、最多11回優勝。78、2014年には都市対抗にも出場した経験を持つ、まさにクラブ野球を代表する名門チームだ。マツゲン箕島と対戦する8月8日の一回戦は、宇都宮清原球場が舞台。地元の応援を背に、大一番に挑む。

 この2チームの勝者と対戦するのが、初出場の昨年に続く出場となるイワキテック(愛媛)。船舶の部品などを製造する「イワキテック」が母体で、愛媛県上島町の離島、岩城島に本社工場がある。「働きながら野球に打ち込める環境」を整え、25年シーズンから公式戦に参加して1年目で代表権を勝ち取った。松山市で開催された前回大会には、地元から大勢の人が観戦に訪れており、全国の中でいま最も勢いのあるクラブチームの一つだ。

 マツゲン箕島、全足利クラブ、イワキテックに加え、この「山」は準々決勝で前回大会準優勝の強豪、大和高田クラブと対戦する可能性があるなど最も激戦区。前回初出場で4強入りした福岡トヨタ硬式野球クラブFTサンダースもあり、好ゲームが期待できそうだ。

大和高田クラブには、今年の都市対抗に出場する姫路市・日本製鉄瀬戸内に補強されることが決まった西陸和投手がいる。西投手の「都市対抗」と「クラブ」両方での日本一も夢ではない。

=第49回全日本クラブ野球選手権決勝のマツゲン箕島戦で力投する大和高田クラブの先発・西陸和投手

そのほかの注目チームは、今年の都市対抗東京都2次予選で企業チームの明治安田と大接戦を演じたCLUB REBASE(東京)、前回大会ベスト4の兵庫県警察硬式野球部県警桃太郎(兵庫)、準優勝した47回大会以来、3大会ぶり5回目出場の矢場とんブースターズ(愛知)など。初出場の48回大会で準優勝したエフコムBC(福島)も地力がある。大崎トリプルクラウン(宮城)、鹿沼39(栃木)、全川崎クラブ(神奈川)、三和テクノイノベーション(山口)、REXパワーズ(福岡)の初出場5チームにはフレッシュな戦いぶりに期待したい。【毎日新聞社野球委員会・中村有花】

※次回の社会人野球NOWは8月11日公開予定です。