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紹介します!!クラブチームの名物○○ ④Hogrel Baseball Club

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日本野球連盟(JABA)に加盟するクラブチームは全国で250を超え、企業チームとともに社会人野球を支えています。

 このコーナーでは、チームを語る上で欠かせないユニークな存在を紹介します。選手、オーナー、サポーター、あるいは応援歌や移動用のバス――。チームの活動を支える、さまざまな「名物」にスポットライトを当てて行きます。

 「紹介します!! クラブチームの名物○○。第4回は東京都板橋区を拠点に活動するHogrel Baseball Club(ホグレルベースボールクラブ)です。名物はチームの名称とも関連するトレーニング方法。チーム名に「ホグレル」とある通り、練習では、自分で自分の体の調子を整える「セルフ・コンディショニング」という考え方を採用したトレーニングを実施し、選手たちは身も心もホグレています。【構成=毎日新聞社野球委員会・中山敦貴】

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Hogrel Baseball Clubは2017年創部で、19年にJABA東京都野球連盟に正式加盟。板橋区の荒川沿いにある野球場などで練習を積んでいる。メンバーは、女性マネジャーを含め25人(23年6月末現在)。このうち、相原雅也監督(43)、川﨑翔主将(23)、沢田龍太選手(27)、樺田魁選手(22)――の4人は、東京都中央区のジム「ホグレルスペース 日本橋店」で〝モーションセラピスト〟として勤務している。

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=セルフ・コンディショニングの指導をする樺田選手(右)

同店は、専用のストレッチマシンを使用して、体の動かし方を改善する「セルフ・コンディショニング」を行う場として、サラリーマンなどが多く利用している。Hogrel Baseball Clubの選手たちも、競技力の向上やケガ予防のため、グラウンドでの練習とは別に毎週1~3回ほどジムを訪れ、セルフ・コンディショニングで体の動かし方を見つめ直している。

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=指南を受けながらセルフ・コンディショニングで体の動かし方を見つめ直す選手

ジムでは、「ホグレル」という名のストレッチマシン(コンディショニングマシン)を使用。力を抜いた状態で、主に肩甲骨や股関節・骨盤周辺を繰り返し動かす。これにより、筋肉を柔軟にしたり関節の可動域を広げたりして、身体に負担のかかりにくい効率的な動作へ改善していく。

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相原監督は「週末に野球の練習をやるだけでは、競技力の向上は非常に難しい。日常的に動作を見直すことも重要な練習の一部だ」と強調する。「高校、大学までは感性で野球をやることがほとんどだと思う。体の仕組み、動かし方まで考えてプレーできている人は多くない」と指摘。「体の動かし方を変えることで『野球ってこんなに面白いんだ』『自分はうまくなっている』と実感できるチームを目指している」と語る。

チームは、今年度のクラブ選手権と都市対抗の東京都予選でいずれも初戦で敗退した。しかし川﨑主将は「東京都クラブ大会を制覇したい。都市対抗でも東京都二次予選に進出し、そして本戦出場も目指していく」と目標を力強く語った。

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